秋の花 (その2)

開田高原にはいたるところにかわいい花が咲いています。
なかには珍しい山野草もあります。
車で通り過ぎすぎるだけでなくゆっくり散策しながらお花もお楽しみ下さい。
*もちろん撮るのは写真だけ。残すのは思い出だけ!

オヤマボクチ オヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属)雄山火口
和名の雄山火口はヤマボクチの中ではいかつい感じが強いから、
またボクチは葉の裏に密生する白い綿毛が火口(火を移しとるも
の)に利用されたことによる。
山地の日の当たる草地に生える多
年草。
ゴボウの葉に似る、若葉は乾燥保存しておき草餅に使われ
る。
鮮やかな緑色の餅になる。
(8月下旬〜9月)
タムラソウ(キク科)
山地の草原に生え、高さ70〜100cm。葉は長さ10〜15cmで4〜7対に羽状全裂
して刺はなく、両面に細毛がある。頭花は紅紫色で径3cm内外、総苞は長さ約2cm
で片の先端は鋭い刺状。小花は筒状花で花柱は長く伸び2分して開花する。

(8月下旬〜9月)
ゴマナ ゴマナ(キク科シオン属)胡麻菜
葉がゴマに似ている。日当たりのよい場所を好み、群生することもある。
シオン属の中では大型で、1m程にもなる。筒状花は黄色で舌状花は白い。
葉や茎には細かい毛がある。 若芽は山菜として利用される。
(.9月〜10月)
ノコンギク ノコンギク(キク科シオン属)野紺菊
秋の野山で普通に見かける野菊が本種。
中心の筒状花は黄色一色だが、まわりを囲む舌状花の色は、白から紫までさまざま。
根生葉は花期には枯れる。
よく似たヨメナとの相違は茎や葉にかたい毛がありザラツク
こと、そう果に長い冠毛があることで、見分けられる。

(8月下旬〜10月)
アキノキリンソウ アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)秋の麒麟草
泡立つように咲く黄色い花は、秋の山野でよく目立つ。
その様子からアワダチソウとも呼ぶばれる。
標高が高くなるとミヤマアキノキリンソウが生える。
地上部(一枝黄花・いっしおうか)を煎用すれば、風邪の頭痛・
のどの痛み・腎炎・膀胱炎に効果がある。

(8月下旬〜10月)
ヤマハハコ ヤマハハコ(キク科ヤマハハコ属)山母子
ハハコという名があるがハハコグサとは別属。
白い花弁に見えるの総苞片で、紙のようにぱさつく。
この属は雌雄異株。雄株の頭花はほとんどが筒状で先が5裂する両性 花、
雌株の頭花はほとんどが雌花。葉の幅が細いものをホソバヤマハハコという。
全草(大葉白頭翁)は鎮咳・腹痛・発汗・下痢・でき物などに用いられる。
(8月下旬〜10月)
カラハナソウ カラハナソウ(クワ科カラハナソウ属)唐花草雌花
別名ヤマホップ・マツカサズル・クワバムグラ。
ビールの香りと苦みを出すヨーロッパ原産のホップの変種。
◎ 実を一週間程乾燥させ、果実酒にする。
1〜2ヶ月で実を引き上げ、さらに半年程ねかせる。砂糖は入れない方が良い。
淡い黄褐色で、ビールに似た苦みと香りの一味違った酒になる。 春先の若葉や
つる先は、塩茹でして、おひたし和え物などに。

(9月〜10月)
ミゾソバ ミゾソバ(タデ科タデ属)ウシノヒタイ
山野の水辺に生える一年草。
茎は地をはい上部は立ち上がって高さ30〜80cm、茎に下向きの刺がある。
がくは紅色または白色。
(8月〜9月)
アキノウナギツカミ(タデ科)
水辺の湿地に群がって生える。茎はよく分岐し他物の上に広がって
1mにもなる。葉は長さ1〜10cmで基部は矢尻形。がくは上部が淡紅色。
( 8月下旬〜10月)
サラシナショウマ サラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)
山地の樹陰・草地・湿地などに生える多年草。和名は晒菜升麻。
新芽はゆでてよく水にさらせば食用となることから晒菜の名がある。
根茎(升麻)は解熱・解毒・抗炎症作用があり、漢方で熱性の頭痛・
風邪の熱・扁桃炎に用いられる。
(8月下旬〜10月)
ユウガギク ユウガギク(キク科ヨメナ属)野菊、いぬよめな
「柚の香りの菊」といい、若い葉を指先でもむとユズの香りがする。
田の畦などに群生している。花は白いが少し青紫色を帯びている。
新芽、葉はヨメナより薄く縁の切れ込みが深い。
根の際から摘み取って利用する。
おひたし、和え物、天ぷら等にして食する。
(8月〜10月)
ヤマラッキョウ(ユリ科)
山地の草原に生える。葉には3本の稜があって径3〜5cm。
花茎は高さ30〜40cm、花は紅紫色で平開せず、花被片の長さ5mmくらい。
花柄は長さ1.5cm未満でラッキョウより短い。

( 9〜10月)


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