春の花 (その1)

開田高原にはいたるところにかわいい花が咲いています。
なかには珍しい山野草もあります。
車で通り過ぎすぎるだけでなくゆっくり散策しながらお花もお楽しみ下さい。
*もちろん撮るのは写真だけ。残すのは思い出だけ!
ふきのとう ふきのとう (キク科フキ属)
多年草で、地下茎を伸ばして繁殖する。
早春、葉に先立ち大型の鱗状砲(りんじょうほう)に包まれた花穂を出す。
これがフキノトウ
雌雄異株、雄株の花は 黄白色、メス株は白色。
葉は花の咲いた後に地下茎の先から出
る。長い葉柄があり、その先に
楕円形の幅15〜30cm程の大きな
葉を付ける。
昔から
薬用としてセキ止め・タン切りなどに効果があ り、
特有の苦味は消化・食欲促進作用がある。料理方はゆでたり、

炒めてフキ味噌に汁の実・茎は灰汁を抜き煮て食べたり、塩漬・砂 糖づけ・キャラ
ブキなどの料理がある。
(4月上旬〜中旬)
福寿草 福寿草 (キンポウゲ科フクジュソウ属)
西日本には少なく北部に多い多年草。花期が早いので正月用
の鉢植えとしてもよく用いられる。福寿草の名は新年を祝う目
度い名前開田では4〜5月始めに咲きます。
毒草全草に強心配糖体チマリンがふくまれ、誤って飲むと強い
心臓傷害を起こし、死に至る。
(3月下旬〜4月上旬)
水仙 スイセン (ヒガンバナ科スイセン属
和名の水仙は漢名の音読み。りん茎は卵状球形、線形で平た
い葉の間から20〜30cmの花茎を出し、八重の黄色の花を数個つける。
(この花は昔から田の畦などに咲いていたと村人の話)
(4月下旬〜5月上旬)
ミズバショウ 水芭蕉 (サトイモ科)
湿原にはえる多年草で群生する。早春、雪解けとともに香りのよい花を咲かせる。
根茎はふとくて横にはい、先端に数個の葉と、高さ20cm位の1花序をだす。

和名は葉が芭蕉布の材料にするバショウの葉に
似ていることから
名前がついたとおもわれます
(4月下旬〜5月上旬)
リュウキンカ リュウキンカ(キンポウゲ科リュウキンカ属)
沼地や湿地に生える多年草。根は白いひげ状で、茎は直立し、
高さ30〜50cmになる。根生葉には長い柄があり、腎円形で基
部はへこみ、ふちには鈍い鋸葉がある。花のガク片は卵円形で
花びら状に見える。普通5個だが6〜7個のものもある。和名は
立金花で金色の花が咲くことによる。
花期は長く、5月上旬〜
6月中旬頃迄咲く。
ショウジョウバカマ(ユリ科)
山地の少し多湿に生える常緑多年草。
春新葉が出る前に、一本の花茎が葉芯より立ちあがり 淡紅色
の花をつける、花の色はすこしずつ濃くなり紫色にかわる。

花後は花系が伸び、花被六片は花後も色あせて残る。果実は完
熟すると、開き中より両端が長くとがった糸くずのような種子
がこ
ぼれ出し、風で飛散する。種子以外にも接地した老葉の先
から発
根し、新しい苗を出し繁殖する。
名前の由来猩々袴は「紅紫色の花を猩々の赤い顔にたとえ、下
に敷き詰めた葉を袴に見立てたのかもしれない」との事。
(5月上旬)
ニリンソウ ニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)
山麓の林中に生える多年草、茎葉の間から普通2本の長い柄を
出し先端に径1.5から2.5cmの白花を開く。地下茎で増えて群を
す。偶に1〜3個の花を咲かせる。
キンポウゲ科の植物の多くは有毒ですが、ニリンソウは無毒な
山草
の一つ、まだ花を付けない株は猛毒のトリカブトに似て
いるの
で採取には注意して下さい。
(5月中旬)
ミヤマカタバミ コミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属)
深山の針葉樹林内に生える多年草。葉は長い葉柄があり、三小
葉からなる。葉柄基部には小さな托葉がある。小葉は倒心臓形
で、縁辺と裏に毛がある。日中は開き、夜間は閉じる。黄色5
弁花を散形花序に付ける。果は円柱状で、熟すと多数の種子
をはじき出す。和名 は小深山傍食で花が小さい事による。

(5月中旬)
タチツボスミレ タチツボスミレ(スミレ科スミレ属)
春一番に山野に群生して咲く。開田高原は標高が高い為、花の色が 濃青色。
全草(地黄瓜・ジオゥカ)は民間で、慢性喉痛・腫れ物・
打撲腫痛に薬用される。
(5月中旬〜6月)
アオイスミレ アオイスミレ
アオイスミレ
(スミレ科スミレ属

他のスミレに先駆け、春一番に花を咲かせるスミレ。花は側弁
唇弁にかぶるようにつき、花柱がかぎ状に曲がっているの
が特
徴。和名は葉が徳川家の家紋のフタバアオイの葉に似
ることに
よる。全体に毛が多い。さく果が裂開しないのも
特徴。
(5月中旬〜6月)
タニマスミレ タニマスミレ(スミレ科スミレ属)
北海道の知床半島、中央高地、夕張山地、羊蹄山など、に分布し、
高山帯の沼や湿原の周辺に生える多年草。外形はチシマウスバスミレに似ている。
根茎は長く横に伸び、先端から1〜4個の葉が
出る。葉は薄く、
長さ1.1〜3p、幅1.3〜3.5pの円心形で両面とも
ほとんど無毛。
縁に平らな浅いのこぎり葉がある。
(5月上旬〜下旬)
スミレサイシン スミレサイシン(スミレ科スミレ属)
淡紫色で、距が太く短い花を持つスミレ。日本海側の多雪地帯
分布。長い地下茎を持ち、春先雪解けと同時に地下の養分
を地上
に送り、花を咲かせる。葉は基部が深い心形で、上に
巻き込む。
若芽や花は食べられる。地下茎はわさびのように
太くなり、ぬめり
がある。別名クサトロロと呼ばれ、以前はこ
の地下茎を集めてトロロ
にして食用にもされた。。年々減少
している為保護の為に今は避け
たい。(5月中旬〜6月)
ミヤマキケマン ミヤマキケマン(ケシ科キケマン属)[深山黄華蔓]
深山の名がつくが、人里近くの山間に生える越年草。総状花序
緑黄色の花を多数付ける。全体に柔らかい。葉はしばしば
紫褐色
となり、粉白色を帯びる、数回羽状に深く裂ける。
(5月中旬〜6月)
ムラサキケマン(ケシ科キケマン属)
山麓のやや湿った所に生え、高さ20〜30cm。
花は紅紫色、花冠は筒状で長さ1.5cm内外、一方は距となる。
白花品もあり
シロケマンという。

(5月中旬〜6月)

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