春の花 (その2)

開田高原にはいたるところにかわいい花が咲いています。
なかには珍しい山野草もあります。
車で通り過ぎすぎるだけでなくゆっくり散策しながらお花もお楽しみ下さい。
*もちろん撮るのは写真だけ。残すのは思い出だけ!

ヒメオドリコソウ ヒメオドリコソウ(シソ科オドリコソウ属)
オドリコソウの花を1cm程縮めたような形。ヨーロッパ原産の
越年草、東アジア、北アメリカに気化し、日本では明治26年
東京の駒場で、発見された。畑や道端に群生する。
(5月中旬〜6月上旬)
ミツガシワ ミツガシワ(リンドウ科ミツガシワ属)
和名は三枚の小葉がカシの葉に似ているから[三つ柏]の紋所
に使われる。高原の湿地等に生える多年生の水草。地下茎
は肥厚して横に伸びる。葉は三枚の小葉からなり質は厚い。
根生葉の間から20cm内外の花茎を出す。花冠の内側に細か
い毛の生えた美しい花。高山帯の沼や湿原の周辺に生える
多年草。葉は健医薬に用いられる。
(5月上旬〜中旬)
キランソウ キランソウ(シソ科キランソウ属)
厚い葉を広げ、地に張り付くように生えている草。シソ科の植
物の茎は普通は四角いが本種は丸いのが特徴。根生葉は
ロゼット状につく。昔から民間薬として使われた為、地方に
よっては良く効くのでイシャコロシとよぶ。別名ジゴクノカ
マノフタ
と呼ばれ薬草として病人を守ることに由来している。

(5月中旬〜下旬)
アマドコロ アマドコロ(ユリ科アマドコロ属)
ナルコユリと姿が似ているが、茎に陵があり、角ばっている。
葉の幅はやや広く3〜5cm、根茎は円柱状で節間は5cm程。
根茎は天ぷら等にして食べると甘く、ヤマノイモ科のトコロ
に似ている所からこの名がついた。根茎を乾燥させたもの
は滋養強壮に効果があり「萎ずい」と呼ばれる漢方薬。

(5月中旬〜6月上旬)
アオイスミレ アオイスミレ(スミレ科スミレ属)
山野の湿り気の多いところに生える多年草。
和名は葉がフタバアオイに似ていることから。
(5月上旬〜6月)
ハクサンハタザオ ハクサンハタザオ(こごめ草)(アブラナ科ハタザオ属)
山地や深山に生える多年草。茎は高さ10〜30cmになる。花が
終わってから茎が倒れ、葉の脇から新芽を出してふえる。茎葉
は互生し倒披針形、全縁かまたはあらい鋸歯がある。総状
花序を出し、白色で小さな十字状花を開く。
(5月上旬〜下旬)
ヤマガラシ ヤマガラシ(ミヤマガラシ)(アブナナ科ヤマガラシ属)
深山の湿ったくぼ地や川原に生える多年草。葉の付け根は
茎を抱く。茎の先に黄色の十字状の花を開く。
(5月中旬〜6月上旬)
ミヤマエンレイソウ ミヤマエンレイソウ(ユリ科エンレイソウ属)
山地又は深山のやや湿り気のある林内に生える多年草。
三枚緑色の花被片をもつ花。地上からすっと伸びた茎に、
広卵形の葉を3枚輪生させる。一本の花柄に、花を1個つける。
果実は食用、地下茎は胃腸病や吐剤として用いられる。
有毒 ともいわれる。山地又は深山のやや湿り気のある
林内に生える多年草(5月中旬〜下旬)
キジムシロ(バラ科)
山野に生える。根出葉は奇数羽状複葉で3〜9小葉をつけ、
小葉は上部のものほど大きく長さ1〜3cm、両面に毛がある。
花茎は高さ12cmくらい。
名は葉の広がる姿を雉の坐る莚(むしろ)に例えて。
カントウマムシグサ カントウマムシグサ(サトイモ科テンナンショウ属)
大きな仏炎苞が目立つ。不思議な姿の草。和名は、偽茎(花
茎を抱く筒状の葉鞘)の模様が、マムシに似ている、その姿
は鎌首をもたげてマムシを連想させる。秋には赤い果実をつ
ける。地下の球茎は有毒ですが「天南星」という漢方薬にな
る。(5月中旬〜下旬)
ギンリョウソウ ギンリョウソウ(イチヤクソウ科ギンリョウソウ属)
山地のやや湿り気のある腐植土の上に生える腐生植物。高さ
8〜20cmになる。根以外はすべて白色。和名の銀竜草はりん
片葉につつまれた全体の形が竜に似るところから。
(5月中旬〜下旬)
スズラン スズラン(ユリ科属
地下茎は細長く横に伸び、多くのひげ根が出ている。尋常葉
は地下茎より出た膜質のさや状の葉の間から、普通2,3枚が
でる。花葉間より花軸を伸ばし、白色短鐘状の小花を総状花序
に下垂して付け、香りがある。果実は球状の液果で赤塾する。
スズランは全草中には強心配糖体コンバラトキシン、コンバロ
サイド
を含む。これらは強い心臓毒であです。毒草
(6月上旬〜中旬)
たんぽぽ たんぽぽ(キク科タンポポ属)
セイヨウタンポポ(総苞の外片が反り返る)が多くなってきま
したが関東たんぽぽ、や関西たんぽぽ、シロバナタンポポ
等も少し見られます。

(5月上旬〜秋)
カラスビシャク カラスビシャク鳥柄杓(サトイモ科ハンゲ属)
日当たりのいい畑の畔などに自生する多年生草本。地上15cm
高さ位、花序を包む仏焔苞の形から付けられた。別名シャク
シグサ
(杓子草)、ヘソクリとも呼ばれる。農夫が余暇にこ
の球状を集め、薬種商に売って代金を得て、ひそかに蓄えた
ので、その金をヘソクリと呼ばれるようになった。漢名、丸い
塊茎を 半夏と呼び、薬用にする。吐き気、のどの腫れや痛み
、鎮吐、つわり、等にはしょうが、又生姜シロップを加えて
服用された。
(5月下旬〜6月上旬)
キバナノヤマオダマキ
キバナノヤマオダマキ
ヤマオダマキ
ヤマオダマキ
キバナノヤマオダマキ(キンポウゲ科オダマキ属)有毒
「苧環・おだまき」とは、木を組んで作った昔の糸巻きのこ
と。5枚の花弁をぴったり貼り合わせた ような筒状の花を
、その苧環に見立てた。長い萼片(がくへん)と距を持ち、
細い茎は紫褐色。花が終わると、茎の先端が頭をもたげ
、空に向かって果実をつける。(6月中旬〜7月

静やしず静のおだまきくりかえし・・・
源義経との別れに舞う静御前にちなんだとても優雅な花です。

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