春の花 (その3)

開田高原にはいたるところにかわいい花が咲いています。
なかには珍しい山野草もあります。
車で通り過ぎすぎるだけでなくゆっくり散策しながらお花もお楽しみ下さい。
*もちろん撮るのは写真だけ。残すのは思い出だけ!

サクラソウ(サクラソウ科)
山麓の湿気の多い野に生える。
10〜20cmの花茎に径2cmくらいで紅紫色の花をつける。

まれに、白花品シロバナサクラソウもある。
桜草の名は花の形と色による。(5月中旬〜7月)
ベニバナイチヤクソウ[紅花一薬草](イチヤクソウ属)
樹の下に群生しています。山地帯〜高山帯下部の草地や低木林
、林縁に生える半寄生の多年性常緑草本。(根が 菌類と共
生して栄養を得ている)全草(鹿蹄草)は利尿、消炎薬とし
急性腎炎・脚気・ 妊娠浮腫・膀胱炎・尿道炎に薬効があ
ると
いわれ、虫さされに生葉の生汁をて塗布するとよい。
コバノイチヤクソウ(白花) 時折みかけます。(5月中旬〜7月)
ワスレナグサ 忘れな草(ムラサキ科)
水生植物園や末川沿いに群生しています。
ムラサキ科の一年草。

一つ一つの花は直径3ミリほどで、房状になって咲く、
花の色は青が基本ですが、ピンク色の花もあります。
開田に嫁いだ娘が花嫁道具と一緒にもちこんだ種が
広がったといわれています。
(6月中旬〜8月)
 
シャスターデイジー シャスターデイジー(フランス菊)
ヨーロッパ、フランスからの帰化植物。シベリア原産
30cm〜60cmの長い花茎(かけい) に茎5〜6c mの
白い花をつけます。
西野一帯が白い花園になります。開田高原の草は貴
重な馬牛の飼料ですが、この草は馬も食わんといわ
れキラワレモノ扱いです
(6月上旬〜下旬)
アヤメ アヤメ(アヤメ科アヤメ属)
山野に生える多年草。花は紫色、黄色と紫色の虎斑模様が
ある和名は文目の意味で、外花被の基部に綾になった
目がある。根茎・根(豆鼓草)は皮膚真菌にたいしての抗菌
作用があり、消炎薬として胃痛・腹痛・寄生性の皮膚病に外
用する。
(6月中旬〜下旬)
アヤメ ノハナショウブ(アヤメ科アヤメ属)
水気の無い草原に生えるアヤメの仲間。姿はアヤメに似るが、
花被片に模様が無い。花の色は赤紫色で、 まれに白花もある。
園芸種のハナショウブの元になった植物

ですが、本来は外来産。
6月中旬〜下旬)
キショウブ キショウブ(アヤメ科アヤメ属)
ヨゥロッパ原産の多年草。和名は黄菖蒲
明治30年頃園芸植物として輸入されたものが野生化したもの。
ショウブの名が付いているがショウブはサトイモ科の植物。
混同されて使われている。
(6月中旬〜下旬)
カキツバタ カキツバタ(アヤメ科アヤメ属)
古来より歌等に詠まれることの多い花。ノハナショウブとよく
似るが
花びらの斑紋が白っぽい点や、葉脈が平らな点が
見分けるポイント
。和名の由来は、昔 花の汁を布にこす
りつけて染める行事があっ
た事から『書つけ花』と呼ばれ
いたのが転じて・・・。園芸には白花 もある。
(6月下旬〜7月上旬)
シャク シャク(セリ科シャク属)
山地の湿地に生える多年草、茎は直立して枝を分け、高さ70
〜150cmになる。茎の先に複散形花序を出し、小さな白花が
咲く、雄しべは5個。2個の花柱は外側に曲がる。果実は円柱
形で黒く熟す。
(6月上旬〜下旬)
オオタチツボスミレ(スミレ科スミレ属)
日本海側の多雪地域から北海道、南千島、樺太に分布する。
地下茎は長く横にはい、太くて木質化する。茎は数本がそう
生し、高さ5〜20cmになり、果期は茎がさらに伸びる。花柄
は根元から立たず、茎につく葉の脇からでる。花は普通淡
紫色だが変化が多い。
(5月下旬〜7月)
ラショウモンカズラ ラショウモンカズラ(シソ科ラショウモンカズラ属)
和名は京都の羅生門で渡辺綱に切り落とされた鬼女の腕に
たとえている。山の木立に生える多年草。花茎は直立して20
〜30cmになり、全体に香気がある。
(6月上旬〜中旬)
オドリコソウ オドリコソウ(シソ科オドリコソウ属)
和名は踊子草。 漢名は野芝麻。
早春、葉腋ごとに淡紫をぼかした唇形花が茎を囲んで輪生
する。花の筒部の底に密がたまるので、昔、子供が密を吸っ
て遊んだ。踊子草の名の由来は花の形が笠をかぶって踊る
人に似ているところから。根(野芝麻のしま)は腫痛を抑え、
血行を良くする作用があると言われ、古くから妊婦の保険薬
とされ、月経不順・こしけ・打撲症・腫れ物等に用いられる。
(5月下旬〜6月)
ハルジオン ハルジオン(キク科ムカシヨモギ属)
北アメリカ原産の多年草で、大正時代に鑑賞用に輸入した
ものが、野生化した。ヒメジオンによく似ているが、花の時期
はハルジオンの方が早い。つぼみの頃は花はうつむいている。
茎は中空。茎から出る葉はつけねが茎を抱く形で付いている。
(6月上旬〜7月)
クサノオウ クサノオウ(ケシ科クサノオウ属)
山麓や平地の道端、草地、石垣などに生える、越年草。
茎や葉に傷をつけると黄色い汁を出し『草の黄』の名がつい
た説。和名は丹毒を治す効があるので『瘡(くさ)の王』との説
がある。この汁は有毒だが民間薬にも使われ、虫刺されや
腫れ物によく効く。この為『草の王』だとの説もある。東ア
ジア
からヨーロッパ、北アフリカ迄広く分布している。
我が国のは種子の出来が悪い為、変種として取り扱われる
5月下旬〜6月中旬)
カキドウシ(シソ科)
山野の道端や木陰に生え全体に細毛と香りがある。
茎は始めは直立して花をつけ高さ10〜20cm、後には倒れて

つる状に伸びる。
名は茎がつる状にのびて垣根を通り抜けるとの意。
5月下旬〜6月中旬)

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