春の花 (その4)

開田高原にはいたるところにかわいい花が咲いています。
なかには珍しい山野草もあります。
車で通り過ぎすぎるだけでなくゆっくり散策しながらお花もお楽しみ下さい。
*もちろん撮るのは写真だけ。残すのは思い出だけ!

ヤマゴボウ ヤマゴボウ(ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属)
庭に植えられ、時に野性化する大型の多年草。
根が大きく、和名はこの形から来たもの。
茎は高さ1メートル以上になり、枝を分ける。葉は卵状楕円
形で長さ10〜20センチあり、質はやわらかく山菜になる。
枝の先に白色の花を総状に多数つける。
(6月中旬〜下旬)
ヒメシャガ ヒメシャガ(アヤメアヤメ科属)
山地のやや乾いた林下に生える多年草。
花の形はシャガに似ているが、紫色がやや強い。全体にシヤガ

より小型でやさしい感じがするので『姫』の名がついた。花柱
は3つに分かれて直立し、よく目立つ。山地のやや乾燥した
場所を好む。
(6月上旬〜中旬)
チゴユリ チゴユリ(ユリ科チゴユリ属)
山地のやや明るい林内に生える多年草。
白い小さな花を、1本の茎に1〜2個咲かせる。お辞儀をしたよ
うな可愛らしい姿を、「稚児」にたとえ名づけられた。まれに
茎が枝分かれする事もある。葉は薄くてつやがある。北海道
から九州まで広く分布し、山地のやや明るい林に自生する。
黒く熟した球形の果実は、晩秋まで見られる。
(6月上旬〜下旬)
ムラサキサギゴケ ムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科サギゴケ属)
湿り気のある水田にあぜなどによく群生する多年草。
地面を這うように茎を伸ばし、節から根をおろして増えるの
で、一面を埋めつくしてしまう事もある。種子も出来るが、
発芽率はかなり低い。冬越しの間に凍りついても、翌春
には花を咲かせる。よく似たトキワハゼは乾いたところ
を好み、茎は這わない。

(6月上旬〜下旬)
コメガヤ コメガヤ(イネ科コメガヤ属)スズメノコメ
山地ヤ山裾の湿った林の下などの生える多年草。ヨーロッパ、
アジア大陸の湿原に広く分布する。和名は小穂の形が米粒
に似ることから。茎は細く高さ20
50cmで、花序は茎の先
に総状につく。小穂は長さ
6〜8mmあり、褐色を帯びるか
白緑色で、細い枝先に横向きに
つく。
(6月中旬〜下旬)
ニガナ

ニガナ(キク科二ガナ属)
全国いたるところに普通に生える多年草。茎や葉をちぎると、
苦味の
ある白い乳液を出すので、「苦菜」の名がある。日当たり
のよいところを
好み、高さ30CMくらいになる。細い茎は上のほう
で枝分かれして、それ
ぞれに花がつく。1つの花と見えるものは
、実際は舌状花が集まったもの
、5〜7個が集まったいる。
下は
シロニガナ
(6月上旬〜7月)
ハナニガナ ハナニガナ(キク科二ガナ属)
茎の高さ40〜70pほどになる多年草。シロバナ二ガナの一品種
で黄色の花を付ける。頭花は二ガナより大きく2pほどあり、
小花の舌状花が8〜12個集まったものハナ二ガナ。
(6月上旬〜7月)
イワボタン ツルマンネングサ(ベンケイソウ科キリンソウ属)
全体が無毛で多肉質の多年草。朝鮮・中国産の帰化植物で、
都市近郊の石垣や崖地、河原などに生える。花をつけない
茎は匍匐(ほふく)する。花茎は斜上し、長さ10〜20cmで
紅色を帯びる。葉は3枚ずつ輪生し、花序は傘型に広がり、
黄色い5弁の花を15〜60個つける。オシベは5個で離生し
ほとんど直立する。一般に種子は出来ない。
(6月中旬〜7月)
ズダヤクシュ ズダヤクシュ(ユキノシタ科ズダヤクシュ属)
深山の樹林下に生える多年草花茎の先に総状花序を出し
白色の小さな花を斜め下向きに数個から25個つける。和名は
喘息薬種で、長野県では喘息をズダといいぜんそくに効くこ
から名付けられた。
(6月中旬〜下旬)
トキワハゼ トキワハゼ(ゴマノハグサ科サギゴケ属)
人里近くに普通に見られる一年草
ムラサキサギゴケに似るが横に這う枝がないので区別する。
根元の葉は大きく対生し、上部のものは小さく互生する。茎
先に小さな花をまばらにつける。花冠は淡紅紫色の唇型
(6月上旬〜下旬)末川・水生植物園
マイズルソウ マイヅルソウ(ユリ科マイヅルソウ属)
深山の針葉樹林に多く生える多年草。葉脈の曲がった様子が、
鶴が羽を広げたように見えるところから舞鶴草の名がある。
根茎
は白色で長く横に這う。葉は卵心形で基部は深い心形
となって
先はとがる。花は茎の先に20個ほどつく。丸い赤い
実を付ける。
(6月上旬〜下旬)
クルマムグラ クルマムグラ
高さ20-50cm程。茎は4稜があり棘はない。葉はふつう6枚輪生し、
披針状で長さ1-3cm。花びらがまっすぐ広がっている
(6月上旬〜下旬)
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