夏の花 (その4)

開田高原にはいたるところにかわいい花が咲いています。
なかには珍しい山野草もあります。
車で通り過ぎすぎるだけでなくゆっくり散策しながらお花もお楽しみ下さい。
*もちろん撮るのは写真だけ。残すのは思い出だけ!

ユウスゲ ユウスゲ(ユリ科ワスレグサ属)
山地の草原や林の淵に生える多年草。葉は線型で
長さ40〜50cm、幅5〜15mm、、夏には100〜150cm
の長い花茎を出し、枝分かれして淡黄色で品格の
ある花を次々に咲かせる。花には香りがあり、夕刻
咲いて、翌日の午前中にはしぼみます。

(7月中旬〜下旬)
キキョウ キキョウ(キキョウ科キキョウ属)
青紫色で鐘形の美しい花。秋の七草の「朝貎」は本種。
太い根は古代から
去痰、化膿止め等の漢方薬として
使われている。
自花受粉を防ぐ為雄しべが花粉を出し
て枯れてから、花柱の先が開く。

(7月中旬〜8月中旬)
キンミズヒキ キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)別名龍牙草
赤い穂をつけるタデ科のミズヒキに姿が似ていて、黄色の
花をつけるので、この名がある。三角帽子のような可愛ら
しい実にはかぎ状のとげがあり、衣服等について運ばれる。
全草は下痢・口内炎・利胆薬として用いられる。
春先の柔らかい若芽は、お浸し・和え物・汁の実など
にすると美味しいです。

(8月上旬〜下旬)
サワヒヨドリ サワヒヨドリ(キク科フジバカマ属)別名野馬追
湿地や湿生草地に生える多年草。 草丈40〜70cm茎先に白色〜
淡紅色の頭花が多数散房状につく、茎の上部にはちぢれ毛が密
生。葉は細長い楕円形で長さ6〜10cm、両面にちぢれ毛があり
下面に腺点がある。地上部全草は解毒・鎮咳・去痰・降圧作用
があり、気管支炎・高血圧症などの治療に用いられる。

(8月上旬〜下旬)
クサボタン クサボタン(キンポウゲ科センニンソウ属)
山地に生え、高さ1m程で茎の下部は木化している。葉は3出
複葉で小葉は長さ4〜10cm。花期は8〜9月、花は細い鐘状
で下を向き長さ1cm余、4枚のがく片は先が外側に曲がる。雄
しべ・雌しべの発達状況から雄花・雌花にわかれることが多
い。
果実には長さ1.5cmほどの花柱が残る。名は葉がボタン
のよう
だから茎の頂と葉腋に淡紫色の鐘形の花が多数
下垂する。
全草有毒 です。植物の汁が皮膚につくだけで
引赤、発疱して水腫ができる。
(8月下旬〜9月上旬)
ツリガネニンジン ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)
山野に自生する多年草。鐘形の薄紫色の花を、茎に鈴飾りの
ようにつける。
春の若芽はトトキと呼ばれる有名な山菜。
茎を切ると白い乳液が出て、むっとした臭いがする。
根を乾燥したものは「沙参」とよび、去痰剤とされる。
ハクサンシャジンは本種の高山型。
(8月上旬〜9月上旬)
オカトラノオ オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)
山野の日の当たる草地に生え、高さ50〜80cm。葉は細長い
楕円形で、長さ6〜10cm。花期は7・8月頃
白い花をつけた花穂が、トラの尾に似ることから名がついた。
花は星型で下から順に咲き上がる。
水生植物園や案内所の裏の小道などに群生します。
(7月上旬〜下旬)
ノアザミ ノアザミ(キク科アザミ属)
鮮やかな赤紫色の花、春に咲くアザミはこの種だけです。
花の盛りに頭花の上を触ると、虫が来たのかと間違い、花粉
を出す。
昆虫と共存する為のしくみです。
(6月下旬〜9月上旬)
サワギク(キく科属)
山地の湿り気のある木陰に生え、高さ40〜70cm。葉は長さ
5〜10
cmで羽状に深裂。花期は6〜8月。頭花は径1cm余り、
舌状花は
黄色で花冠の長さ8mm。果実は長さ1.5mmで細毛
があり冠毛は
白色。名は水湿地に生えるから。別名ボロギク
で花序の状態がぼ
ろ切れのようだから。
(7月中旬〜8月下旬)
ノコギリソウ(キク科ノコギリソウ属)
山地の草原に生え、高さ40〜70cmになる多年草。葉は長さ
5〜9cm
でくしの歯状に中〜深裂。花期は8〜9月。舌状花
は5〜7個あり、白
色で長さ3〜4mm。果実は長さ約3mm。
和名は葉がのこぎりの
感じか 舌状花の長さ2mm位の
ものをヤマノコギリソウという。

(8月上旬〜下旬)
クルマバナ(シソ科トウバナ属)
草原に生える多年草。茎は四角く枝分かれし先に紅紫色の花が
輪生し、それが数段連なる。和名の車花はこの様子を車にたと
えて名が付けられた。葉は対生し鋸葉がある。果実は卵形。
(7月下旬〜9月上旬)


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