夏の花  (その6)

開田高原にはいたるところにかわいい花が咲いています。
なかには珍しい山野草もあります。
車で通り過ぎすぎるだけでなくゆっくり散策しながらお花もお楽しみ下さい。
*もちろん撮るのは写真だけ。残すのは思い出だけ!

イチヤクソウ イチヤクソウイチヤクソウ科イチヤクソウ属)
山野の林内に生える。葉は常緑で広楕円形 、長さ3〜5cmで
裏面は紫色を帯びる。花茎は高さ10〜20cmで花冠は白色で
径約13mm、深く5裂。雄しべは10本、雌しべの花柱は上に曲がる。
乾燥させて脚気などの民間薬に、葉の汁は止血に用いること
から「一薬」の名がある。長い花茎の先に、5〜10個の梅に似た
清楚な白い花を付ける。花は下向きで、花弁より長い花柱が目立つ。
(7月上旬〜下旬)
ミヤマイラクサ ミヤマイラクサ(イラクサ科属)
山地に生え、高さ70〜90cm。茎と葉に刺毛がある。葉は卵円
形で長さ8〜12cm。雄花は茎の下部に付き、がく片は5枚、
雌花は茎の先端に細長い花序をつくり、がく片は4枚。
若い茎は食用となる。葉腋にむかごのつくのをコモチミヤマイラクサとい

(7月中旬〜8月)
クモキリソウ クモキリソウ(ラン科属)
山地の林内、特にカラマツ林に多い。偽球茎は緑色で地上に露出。
葉は前年の偽球茎の横から出て2枚、楕円形で長さ5〜9cm。
縁は波状、花茎は高さ10〜20cm、花は淡緑色(アオグモ)又は
稀に黒褐色(クログモ)で径1cm、花被片は細長く唇弁は長さ約5mm、
中程で折れ曲がる。(7月中旬〜下旬)
シオデ シオデ(ユリ科属)
山野の草地に生え、茎はつるで長さ2〜3mにのび、葉柄の基部
から巻ひげを出して他にからみつく。葉は卵状楕円形で長さ6〜
10cm、脈が目立つ。雌雄異株。花は黄緑色で花被片の長さ約4mm。
果実は球形で径5mm位。黒く熟す。若い茎は山菜としてアスパラの原種。
開田高原ではシュウデと呼んでいます。(7月上旬〜8月)
マルバイチゴ マルバフユイチゴ(バラ科キイチゴ属)
本州〜九州まで広範囲に分布する。葉は常緑幹はつるになり、地を這う
赤い実がなる(果期は7〜9月)
モミジガサ モミジガサ(キク科属)
山地の木陰に生え、高さ50〜80cm。葉は長さ10〜13cmで
5〜7中裂し長い柄がある。花期は8〜9月。頭花は5個の筒
状花からなり小花は白色でわずかに紅紫色、総苞は淡緑
白色で長さ約8mm。果実は長さ5mmでやや長い冠毛が
つく。名前は葉がモミジに似て、始めは笠状になるから。

(7月下旬〜8月)
ヒヨドリバナ ヒヨドリバナ(キク科フジバカマ属) ?
山野の草地に高さ1〜1.5m。葉は対生し長さ10〜15cm、下面
に腺点がある。総苞は長さ5〜6mm、花は白色又は紫色を帯び、
花柱は2本となって伸びる。果実は長さ3mm、茎には縮れた
毛がありざらつく。葉は薄く卵状長楕円形または楕円形で、
縁に鋭い鋸葉がある。両面に縮れた短い毛がまばらに生え、
裏面に斑点がある。香気もない。名はヒヨドリが鳴く頃に花が咲くから。
葉が3裂するものをミツバヒヨドリバナという。 (8月中旬〜9月)
ネジバナ ネジバナ(ラン科ネジバナ属)
花の付く茎がまっすぐに伸び、上部はでねじれて、穂を作り、
淡紅色で小さく、外花被片は長さ約5mm、唇弁は色が薄く、
上部は反り返って縁は細歯となる。花軸と子房に毛がある。
鐘形の花がラセン状につくのが、和名の由来。ランの仲間
のなかではごく普通に見られ、日当たりのよい野原や田ん
ぼの畦などに生え、時には群生していることもある。葉は
細長く、先がとがっていて、根元を囲むようにつく。高さ15〜
25cm。別名モジズリともいう。白花品をシロネジバナという。
(8月上旬〜下旬)
ヤブマメ ヤブマメ(マメ科ヤブマメ属)藪豆
原野(やぶ)に生えるのでこの名がある。茎は細いつるで、毛
が多い。葉は3出複葉、小葉は卵形で長さ3〜5cm、両面に
毛がある。紫色の蝶形花
花が終わると多数のさやを付け、
葉が枯れた頃種子が飛び出す。秋に根元からつるを伸ばし、
自家受粉で土中に実を結ぶ閉鎖花を付ける。地上と地下に
果実を実らせる珍しい生態である。

(8月中旬〜下旬)
ミヤマイボタ ミヤマイボタ(モクセイ科イボタノキ属)
山地に生える落葉低木で、よく分枝し、高さ1-3mになる。葉は対生し、
披針形〜卵形で先はとがる。枝の先に2-7pの狭い円錐花序を出して
長さ6-7mmの白い花をつける。果実は紫黒色で直径7-8mmの球形。

(7月上旬〜下旬)
コウゾリナ(キク科)
山野の道端に生え、高さ60〜80cm。全体に褐色の剛毛がある。中部の葉は
長さ6〜9cmで基部は茎を抱く。頭花は径2〜2.5cmで黄色の舌状花からなり、
小花は多数。(7月下旬〜9月上旬)
イヌゴマ(シソ科イヌゴマ属)
やや湿った所に生え、高さ40〜70cm。茎には下向きの刺がある。
葉は長さ4〜7cmで下面中脈に下向きの刺がある。花冠は淡紅色で長さ約1.3cm、
下唇内面に紅色の細点がある。

(7月下旬〜8月)
イヌダテ(ダテ科)
道端や畑の畦に生え、高さ30〜50cmで紅色をおびる。葉は長さ3〜8cmで脈上に
毛がある。葉鞘にはあらい毛があり緑毛は長い。花穂は高さ2〜5cm、がくは長さ
2mmくらいで紅色。(7月〜9月)


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